企業による採用活動のための学校訪問
学校訪問では事前にアポイントを取り進路指導課など就職担当の教諭と面談して働きかけることで、学生の応募する機会を増やすことに繋がります。
担当教諭と腹を割った話がこそが、学生応募の大きなきっかけになります。
高校生の採用では、大学卒業生等異なり専攻分野がない。就職(職選び)に対する自身の考えが整理できない学生も多く、応募に至るきっかけが必要な学生も多くいます。求人数を確保するために、学生がイメージし易い。担当教諭が学生に説明しやすくするため学校に訪問して、具体的な内容の話を行います。なお、大学等に行う学校訪問とは根本的に違います。
・学校訪問の目的
学校訪問では求人票のみで伝えることが出来ない詳しい内容、強調すべき内容。自社の特色等を伝えます。これにより、担当教諭に応募(推薦)に関する具体的な学生像。また、教諭が学生に対して企業や業務内容等をより伝えれるようにします。
・訪問時の持参品
会社の特色やイメージ、具体的な業務内容のイメージを補完するため就業(作業時)の写真が載ったパンフレットや製品など持参します。就業(作業時)の写真や製品により業務内容をより具体的にし、業務内容により求める学生像を説明することで担当教諭の応募に適した学生のイメージへと繋げることが出来ます。
・求人票
・会社のパンフレット
・自社製品
・学校訪問の内容と効果
・就職担当の教諭との顔合わせ
職場訪問等の実施。追加で具体的な業務内容等を知りたい時など気軽に連絡を貰えるために直接顔を合わせておきます。・求める人材の伝達
教諭による推薦の選考、学生に就職を勧める。応募の際の注意などを教諭自身にもってもらい、学生に対して応募につながりやすいイメージを伝えます。単純作業に多い → 真面目な学生
人と接する機会が多い → 社交的な学生
自発的な活動が求められる → 活発な子
細かい作業が多い → 手先が器用な学生、集中力がある学生 など
・就職後に予定している具体的な業務内容
製造の場合、具体的に何を作る。及びどんな作業をしてもらう。接客の場合の主な対応内容。この他、求人票に複数の業務内容があれば実際に入社後に最初に主に従事する業務内容を伝えます。・就労形態の説明
繁忙時期がある場合の残業時間。変形労働時間制や、休みがローテンションや不規則な場合の休日などを説明します。
・過去に入社した卒業生の近況
卒業生の現在の状況などを伝えます。卒業生(先輩)がいることで応募に繋がる場合もあります。
・必要となる資格、知識など(工業系の学校など)
車の運転免許など、入社前に取得が望ましい資格があれば伝えます。また、誕生日で取得が難しい場合で業務に必須であるとき、入社後の何時までの目途に取得が必要かを伝えます。
・学校訪問の時期
明確な時期は特にありませんが、話や案内を行うため3回程度の機会があります。求人数の見込や社会情勢(有効求人倍率)により、時期を選んで応募を特に期待したい学校に1回程度訪問を行います。・求人票の持参(7月)
求人票の送付開始となった時点で、求人票を持参して訪問します。
・推薦の紹介依頼(8月)
既に案内している求人票に対して、推薦してもらう学生をお願いするために訪問します。
・採用試験の案内(9月)
採用試験前に、試験日の案内と応募者が他にいないか再度の確認を含めて訪問します。
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