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履歴書 手書きかパソコンか

 採用選考では、履歴書に書かれた字の形。字からの印象についても評価される場合があります。
 履歴書の作成について、手書きを重視するか否かは応募する職種。応募者の状況。企業や採用担当者によって大きく異なる項目です。

履歴書は手書き。職務経歴書はパソコンが良い。

・字が業務に与える影響
 日常の事務処理の大半がパソコンによる書類作成ですが、業務によっては手書きが必要不可欠なものも多くあります。
 ・経理作業
 領収書・専用請求書の発行業務。役所等の専用書式での各種申請手続きでは手書きによる業務が必要です。
 ・点検等の作業員
 顧客先での作業に伴う点検記録。報告書を現地で直接作成する業務では、字が汚く読み辛いことは業務に大きく支障を及ぼします。

・字が与える印象
 字のきれいさ(きたなさ)は、学歴や面談で判断できない重要な要素です。字から、丁寧さ。落ち着き等の印象を判断する担当者も存在します。

・手書き、パソコンによる熱意
 パソコン作成による履歴書が多くなったことから、手書きであることによる熱意を鑑みる傾向は年々低下していると思います。
 しかし、新卒採用(新卒応募)である場合には依然手書きを重視する担当者もいます。

・応募職種による違い
 総合職・事務職では、手書きによる業務も多くあるため字の綺麗さも判断材料の一つです。
 手書き業務を必要としない専門職(システム関係・作業員・製造員)では、字の綺麗さについて判断されることはほぼありません。
 但し、新卒採用の場合には、応募職種が専門職であっても将来的な配属転換を視野に応募職種に関係なく字の綺麗さが判断されることがあります。

・その他(企業差)
 応募書類が数多く集まる会社では、手書きの履歴書は読み辛いという問題から担当者が嫌煙する場合もあります。
 転職の場合、事務職以外であればパソコンによる作成。新卒の場合、手書き作成。
 但し、字が極端に汚く不利益に働く場合にはパソコン作成が良いかもしれません。
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