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応募前職場見学の内容とマナー

 応募前職場見学では、採用選考と解されることはできません。しかし、お互いに人である以上、職場見学で受ける人物像(印象)は少なからず採否に影響します。

職場見学での企業担当者は多くの企業で人事担当者です。

 学生の応募前職場見学では、企業担当者は採用選考に解される質問だけでなく、不用意(例:家族構成など)な質問をすることが出来ません。
 このため、職場見学時間を通した人物像(印象)が大きく記憶されます。

・応募前職場見学の服装
 服装を指定しているケースは稀です。しかし、学生本人であれば学生服。引率者(保護者可の場合を含む)等の同伴者がいる場合は男性の場合はYシャツネクタイ以上。女性の場合でも同等に配慮のある服装が基本です。
 夏期であるため、クールビズ(ノーネクタイ)が主流です。見学等でネクタイ着用が暑く不要であれば案内されることもあります。案内があるまでは、企業に訪問するという形態を崩さない服装が必要です。

・応募前職場見学の時間
 担当者の挨拶。企業概要や求人票。採用となった後に想定される具体的な業務内容の説明。会社内と就業する場所の見学などで通常1~2時間程度です。
 一昔前は親睦を深めるため企業担当者と昼食を挟んでの雑談等が行われることもありました。しかし、雑談時の日常会話が意図せず不適切な質問と解される問題が起こりえるため、現在は殆ど行われていません。

・応募前職場見学における携行品
 持ち物として筆記用具の携行は必ず必要です。
 ペン等は、無難な品(キャラもの、デザインが奇抜なものを避ける)。
 ノート等は、通常のA4(B5)ノートだけでなく、小さいノート(A6や手帳サイズ)があると望ましいです。
 小さいノートは、現場の見学中に立ったままでもメモを取れるため、これから社会人として働くという視点で見ると、好印象を与えることがあります。

・応募前職場見学のマナー
 社会経験のない学生のため、細かいマナー等は求められません。しかし、時間については非常に重要です。
 遅刻は論外。時間ぴったりも避けます。また、早すぎても好ましくありません
 基本的に指定時間の10分前を目指して訪問しましょう。電車・バス等で時間調整が難しいときは、早くつき周囲で時間を調整します。
 また、時間調整では訪問する会社の周囲(コンビニなど)での制服となるため、非常に目立ちます。時間調整をしていることが悪い印象を与えることはありませんが、訪問企業の従業員がたまたま目にすることも往々にしてあります。時間調整中もマナーを守った行動を心がけます。

・職場見学時の質問について
 応募前職場見学において、就職担当(進路指導)の先生より質問をするよう促される学生も多いかと思います。所感として数多くの学生対応する過程で、学生から質問をする行為は印象が残るため非常に重要と感じます。
 特に就職を志望する応募先では、予め質問考えておくのもいいですが、職場見学において感じた率直な疑問等を聞いてみることが良いと思います。
 所感ですが、特に見学中や説明時に感じた疑問に関する質問をすると、質問に対する返答時の受け手(学生)の印象を好印象に感じることが多くあります。
 これも所感ですが、質問ではネット等で検索したどの業種にでも使えるような汎用的な質問内容お勧めできません。実際に過去の職場見学でされた質問内容もそのままあるため、場合によって悪印象となるかも知れません。
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