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オワハラとは

 内定辞退を防ぐため企業が学生に対して就職活動の終了や他社の応募等の辞退を強要するハラスメント行為は、「就活終われハラスメント」(通称:オワハラ)と称されます。

就活終われハラスメントの背景

 企業の採用活動において、内定通知後の辞退者の発生は、大きな損失となります。
 売り手市場(求人難)の状況が悪化すると、より多くの内定数を獲得する学生が増え、入社する企業選択の幅が広がることから内定辞退する率が高くなります。
 企業側として新卒採用を確実に行う手段の一つとして、内定に対して辞退する可能性を下げるために手段が行き過ぎることでハラスメント行為となります。
 社会経験のない学生に対する企業側のモラルが問われる問題ですが、より良い社員獲得のための企業間の競争が、ハラスメント行為に繋がっている側面があります。

・オワハラの代表的な内容
 ・内定を出す条件に他社の応募辞退を強要
 ・内定を出す条件に就職活動の終了を強要
 ・第一志望であることを確約させる
 ・入社承諾書を早い段階で提出を求める
 ・誓約書等により内容にペナルティを含む内容を盛り込む
 ・就職活動の継続を妨害するための研修等を設ける
 ・情に訴えて断り難くする。

・オワハラを受けた企業について
 オワハラを行うか否か。オワハラの内容は、企業内の人事(人に対する扱い)を顕著に表しています。
 オワハラを至った経緯が企業効率等を考慮したものかも知れません。
 しかし、就職した後に長い年月を過ごす会社が、人事(人に対する扱い)をどのように考えているかを判断する材料となります。
 応募した学生側は、オワハラ行為により流されて就職を決めるということはしてはいけません。
 オワハラがあったという事実も判断材料の一つとして、就職する企業を慎重に選ぶことがより良い選択への繋がります。
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